ぶらり イタリア・南チロル

ドロミテを望む南チロルの街より、現地情報をお伝えします。

学用品いろいろ

日本の小学生が持つカバンといえば、もちろんランドセルですよね。私が子供の頃の、男の子は黒、女の子は赤、という時代に比べたら、今は色とりどりで、凝った刺繍も付いたり、キラキラしたりと、どんどんかわいくなってて、私もああいうの持ちたかった〜。


で、こちらの子供達はというと、もっとカラフルで、模様もたくさん入ったものを持っています。

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うちの息子のには、スイッチを押すとピカピカ光る飾りも付いていたのですが(安全の為などではなく、純粋な飾りです)、あっという間に壊れてしまいました😅

カバンそのものが結構大きくて重くて、特に1年生などはカバンに背負われているように見えるので、こんなに大きいの本当に必要なの?と度々思いますが、本人は気に入っているようです。


日本のランドセルって、革だから品もあって良いですよね。子供の時は気が付かなかったけど、今思えば、素敵なものを持たせてもらっていたんですよね。

カーニバルが近づきました

カーニバルは、イタリアのみならず、広くヨーロッパで開かれる祝祭で、日本語には、謝肉祭と訳されます。ヴェネツィアやリオのものは、日本でも有名ですよね。


今年は今月末で、街中でも飾り付けや衣装を見かけるようになってきました。


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おもちゃ屋さんなどでは、変装アイテムが所狭しと並びます。

乳児だと着ぐるみ的な動物、幼稚園児はお姫様や海賊、といったところが定番でしょうか。小学生ぐらいになると、それぞれ好みも分かれてきて、手作りのものなど、オリジナリティー溢れたものを着てくる子もいて、見ていて楽しいです。体中に紫色の風船を付けて「ぶどう🍇」という子もかわいかったなぁ😆


ちなみにカーニバル当日は、子供達は変装して幼稚園や学校に行き、先生に連れられて街を練り歩いたりして、10:30には下校です😅(少なくとも、うちの子が通う小学校では)


そしてカーニバルのお菓子と言えば、クラプフェンというジャムやクリーム入りの揚げパンのようなものです。ケーキ屋さんやパン屋さん、スーパーなどでも売っています。

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お試しアレ〜。

先週末、南チロルの市街地でも結構な雪が降りました❄️


今冬にも何度か降りましたが、すぐに溶ける程度で、今回ようやく?ある程度積もりました。


大人は雪による悪影響をすぐに心配してしまいますが、子供達はもちろん大喜びで、夢中になって遊んでいました。


私も久し振りに、一緒になって雪だるまを作りました。楽しかった〜!


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先週末、南チロルの市街地でも結構な雪が降りました❄️


今冬にも何度か降りましたが、すぐに溶ける程度で、今回ようやく?ある程度積もりました。


大人は雪による悪影響をすぐに心配してしまいますが、子供達はもちろん大喜びで、夢中になって遊んでいました。


私も久し振りに、一緒になって雪だるまを作りました。楽しかった〜!


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南チロル?

南チロルがどこにあるのか?どんなところなのか?、

何となくでも、ご存知ですか?

私は、南チロル出身の夫に出会うまで、正直まったく知りませんでした。

イタリアでイタリア語以外を話す人たちがいるとは、想像もしてみませんでした。

ドロミテについても、どこかで聞いたことがあるな、という程度でした。

 

イタリアには20の州があり(2018年11月現在)、その北東部に位置するのが、トレンティーノ=アルト・アディジェ州(特別自治州)です。

この州は、トレント自治県と、ボルツァーノ自治県からなり、このうちのボルツァーノ自治県を、ドイツ語でSüdtirol(南チロル)と呼びます。(イタリア語ではAlto Adige)

 

第一次世界大戦までオーストリアに属していた地であるため、人口の7割が今もドイツ語を母国語とし、文化的にも、ドイツやオーストリアの影響を当然ながら強く受けています。建造物などを見ても、それを感じられると思います。

また、一部の地域ではラディン語も話されており(そこの出身者としては、女子フィギュアスケートのカロリーナ・コストナー選手が有名です)、イタリア語、ドイツ語、ラディン語の3つが南チロルの公用語です。

 

自然豊かな土地で、リンゴやワインの生産が盛んですが、ここで一番有名なのは、何と言っても、世界自然遺産のドロミテ山塊でしょう。写真などで見たことがある方も大勢いらっしゃると思いますが、その景色は雄大で力強く、なお美しい!

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カレッツァ湖から見たドロミテ

ドロミテやその周辺は、夏はハイキングやサイクリング、冬はスキー、または絶景を楽しみながらのウェルネス、と小さいお子さんから年配の方まで、一年を通して幅広い方々が楽しめるので、ヨーロッパをはじめ、世界中からたくさんの旅行者がやって来ます。本当に素晴らしいので、日本の方々にも、もっと知っていただきたいです。

 

南チロルには、たくさん見所があるので、これから追い追い紹介していきます!

 

 

「ぶらりイタリア・南チロル」へようこそ!

はじめまして、りりぃです。

イタリア北東部の南チロルで、イタリア人の夫と息子、娘の家族4人で暮らしています。こちらで生活し始めて丸10年が経ったのを機に、重い腰を上げて、ブログを書いてみることにしました。

南チロルには、世界自然遺産にも登録されているドロミテ山塊、美しい湖や山々、それらに囲まれた歴史のある街、高品質のワインや木彫など、魅力的なところやものがたくさんあります。ローマやミラノとは違った、イタリアの別の魅力をお伝え出来たら、と思っています。

よろしくお願いします!